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宿題に2時間かかる…京都市の保護者に多い“よくある悩み”とその背景

  • 執筆者の写真: 代表
    代表
  • 5月9日
  • 読了時間: 2分

当塾に通う生徒さんの話を聞くと、時々違和感を感じることがあります。その多くは宿題に関係することです。


クラス全員に同じ宿題を出すこと自体おかしいことです。なぜなら、生徒ひとりひとりに適した課題はバラバラだからです。簡単な課題は同じことの繰り返しになりますので、意味がありません。また、難しすぎる問題の場合は、取り組む前にやるべき課題があるはずです。小学生が東大の問題に取り組もうとしていることと同じことです。


多すぎる課題は生徒さんの時間を拘束し、本来やるべきことに時間を割くことができません。生徒さんの中にはある特定の科目に対して過度な不安や緊張を感じて、会話することができない緘黙状態になったり、しばらくするとぼーっとしてしまうことがあります。


適切な課題とは「自力でできること」ではなく「少しの助け・支援があればできること」です。教科書などで調べながら達成できる課題は成長を促します。


本来であれば学校の先生は、これらのことを含めて様々なことに配慮した上で課題を出すべきなのですが、目の前の生徒の学力よりも理想的な学力を追い求めすぎているように感じることがあります。


あまりにも課題に時間がかかってしまう場合は、担当の先生に相談してみてはいかがでしょうか。



 
 
 

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